150.レッスン・アゲイン(その10) ・・・ (2007/11/28)
● パターレッスン。レッスン最終回にあたって
今回はパターの診断。私がカップに向いていると思う方向にパットをする。と、ボールはカップの右側に転がってしまった。 さて、このスタジオにはいろいろな練習補助器具が用意されているものだ。こちら(左の写真)は、レーザーポインター。 これをカップに向けておいて光線を走らせておき、そのライン上でスウィングをしていみる。あきらかに、はなからパターが本来のカップ方向より右に向いていることが分かってしまう。 |
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課題がいくつか。本来は体の中心、みぞおちあたりに力を入れ、体全体でパットするべきところを、どうしても腕だけで振ってしまう。 理由の1つには、グリップ圧が強すぎて、手に意識が行ってしまい腕(肘から下)だけでパッティングしてしまうこと。 そこで補助用具としてプロが2つ用意してくれた。1つはタオルでグリップをくるみ、これでソフトにグリップする感覚を覚えるように、とのこと。 もう1つは両肘関節あたりにストッパーを挟み、肩・体でパッティングする感覚を理解させようというもの。 |
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こちらは立ち位置を確認、修正させるもの。市販のものだが、パターマットの上にこの器具(EYE LINEのパッティングアライメント
) 2本の黄色いガイドが、パターを真っ直ぐに引いて、真っ直ぐにパッティング出来ているかどうかをガイドする板になっている。 手前の黄色い板の更にその前に赤いラインがあるが、ここに写る自分の肩のラインに合わせる。 それで分かったのですが、私は右肩が前に出るクセがありました。これは飯島茜プロがティーショットをする際にやるルーティン同様、左手を右肩に添える、をやると良いようです。 |
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こちら田中プロのパッティング時のスタンス。(斜め上から見下ろす写真になってしまっているので、分りにくいかもしれないが)グリップと体の距離、前傾姿勢を感じてもらえると良いだろう。 今回これでレッスン10回を終えた訳だが、田中プロからみると、私には、終盤のレッスンでやった、アプローチとパットに大いに課題が残っているようだ。また機会を見て、レッスンに通いたいと思う。 |
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レッスン最終回にあたって
今回のレッスンが、今までのレッスンと根本的に違う点は、問題点をビジュアライズ(可視化) して、ゴルファー自身に気づきを起こさせてくれる
ことにあると思う。考えてみれば、フォームを大事にするスポーツ種目、たとえばダンスなどが典型だと思うが、レッスンスタジオに鏡が設置されていなとことはないだろう。
ゴルフの場合の特殊事情はゴルフが「瞬間芸」であること。トップの位置、スタンス時の体の傾きなどを確認するのには鏡で十分だが、更にスウィング途中の状態となると、1秒足らずで終わってしまうスウィングでは鏡では不十分だろう。まして、スウィングしている最中に、ゴルファーが自身の姿を鏡などを見れるものではない。
しかし、現代は便利な道具がある。デジタルテクノロジーのお陰で、ビデオカメラとパソコン、そしてスウィング分析ソフトの3点があれば、ストップモーション、コマ落とし、なんでも出来てします。(今回、ワイランドゴルフスタジオで使用したのは、V1ソフト
)
飯島茜プロ
の例のように、もともとはこうした高額な機材は、プロ用として発展してきたようだ。現在はかなり値段も下がってきているので、一般のゴルファーが個人で購入して、ということも可能にはなってきた。それでもやはり練習用の部屋の問題などを考えると、住宅事情の悪い日本では、まだまだ一般向けとは言い難い。
ならば、今回私が参加したようなゴルフスタジオ(ワイランド・ゴルフスタジオ)へ行ってみると良いでしょう。更に、ゴルフスタジオというからにはゴルフ・ドクターがいる。彼らから的確な診断を貰い、それを元に処方をして貰うことが出来る。今回、ティーチングプロの指導を受けたが、プロというタイトルの意味を感じた。というのも、その場しのぎの解決方法なら、たとえば「スライスを直す」ということについて、そこそこゴルフをやってきたゴルファーならば、なんとなくこうしたら、という方法のアドバイスも出来るだろう。しかし、それが根本的な解決方法になっていない場合がある。やはり、そこは指導のプロにアドバイスとは根本的に違う。
ゴルフ練習場で受けられるワンポイント・レッスンなども、やや「対処療法」的な気がする。ワイランドゴルフスタジオのそれは、病気の原因を究明する「原因療法」と言ってもいいのかもしれない。私の場合も、立ち姿に問題があったり、姿勢が問題であったりした。それを直すことで、トップの位置が無理のない位置に収まり、頭の上下運動も収まってきて、ひいてはスライスやひっかけが直ったのだから。
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補足: 写真左は、私が10回の指導を受けた、田中プロのご紹介です。また、ワイランドゴルフスタジオのホームページが完成したのだそうです。「こちら」をご覧ください。
最後に。ティーチング・プロが指導してくれた内容と、私の表現が異なったとしたら、それは私の理解力ならびに文字にする表現力が不足しているのであって、ティーチング・プロの指導に問題がある訳ではありませんので。
飯島茜プロも使っているデジタル解析システム(A1Pro)を
使ったレッスンをあなたも受けてみませんか?
● 嬉しいお知らせが!
私のレッスン体験をこうしてインターネットに紹介しているのを見て、ワイランド・ゴルフクラブ代表の田中プロから、「50歳からの手習いゴルフ」を見てレッスンを受けたいと思ってくださった方には、入会金を”割り引き”して差し上げてもいいですよ、との嬉しいお話がありました。
以下は、クーポンのように作ってみましたが、別にこれを持参しなくてはいけない、というものではありません。ただ、もし「割引して」と言いずらいようであればと用意してみましたものです(印刷して持参するといいでしょう)。