142.レッスン・アゲイン(その2) ・・・ (2007/09/12)
「アイアンは上から打ち込むように」とは、どこかで聞いた文句です。「上から打ち込む」というそのイメージが私の場合は弊害になっているようです。 先週レッスンを受け、大きすぎたトップと、振り上げすぎていたスウィングを、正しいスウィングプレーンの中に収めるべく修正を加えました。
さて、先週末、練習場、そしてコースへと行った際に、多少、元のスウィングに戻ってきてしまったようです。本日は2回目のレッスン。始めに私のスウィングを撮影してみました。以前ほどではありませんが、相変わらずトップが大きすぎます。またトップでのクラブシャフトの位置が必要以上に頭上に行ってしまって(アップライトになってしまって)います。まさに「アイアンは上から打ち込んで」という極端なスタイルになっています。スライスの原因も、案外こんなところにあるのかもしれません。
今回は、前回とは別な方法で修正を試みました。まず、直立した状態で、クラブを水平にスウィングします。テークバックでヘッドが開いて、フォロースルーでヘッドが閉じていく様子が良くわかります。この時のクラブは、まさにスウィングプレーンの真ん中を綺麗に移動している訳です。
さて、ならば今度は傾斜をつけてみましょう。振りは今のままで、前傾させてみましょう。そうすれば、水平にクラブを振った時と同様に、スウィングプレーンは、本来、水平振り同様に効率的な動きをするはずです。
それではと、ボールを打とうとすると、なんと空振りです。そこでティーチング・プロが教えてくれました。以前の私のスウィングの画像をテレビ画面に出してみせてくれました。そこでスタンスを取った際の頭とボールの間に、画面上の線を引きます。そこからスローモーで再生します。するとどうでしょう、クラブを振り上げる(テークバックする)際に、状態が起き上がってボールとの距離が広がってしまっています。
つまり、前述のように水平なスウィングに、軸となる背骨に前傾姿勢を取らせても、視覚的にボールと適度な距離と思っているものと、実際の距離には誤差があったのです。これは普段のスウィングそのもので頭が上がったり下がったりしていることから、正しいボールと自分の頭の位置関係を誤認させていたようです。
ですので、スウィングそのものも、今の私の状態では、スタンスした時より、ダウンスウィングの際の頭の位置が上がってしまっていますので(ボールとの距離が広がってきてしまっていますので)、それを補正すべく腕を伸ばしてボールにヒットしていたようです。
もしかすると、ダフリの原因の1つがこの頭の上下かもしれません。それをプロに話すと、「ダフリのもう1つの原因は、ダウンスウィングで手首の角度のリリースが少し早すぎるように思います」、とのことでした。
私のスウィングはこんな感じ |
本来はこうならなくてはいけない、と |
指導を受けている「田中義彦」プロの紹介はこちらをご覧ください。
スタンスした時と同じ頭の位置でも、コックのリリースのタイミングをもう少し遅らせることが出来ればダフらずに、クリーンのボールをヒット出来るのでしょうが、それが出来ないが為に(コックがほどけて腕が伸びてしまうために)、無意識に体を起こしてダフリ防止をしていたのかもしれません。なにせ初心者だった私にとって、ダフリの解決が100切りへの大前提と思っていたくらいですから。
それで、コックの効果的なリリースについては、次回に習うとして、今回は、上記の、直立して水平スウィング。次に同じスウィングを前傾姿勢の中でやってみる、を繰り返しました。トップの位置を低めにし、またスウィングプレーンがアップライト気味だったものを直しました。このお陰で、第1回のレッスンで指摘された右脇が開かなくなりました。
やってみて、なんとなくコツと感じたのは、テークバックする際に、グリップがボールを指す感じと言ったら良いでしょうか。これであれば、トップが高く上がり過ぎることもありません。次回レッスンまでに、どこかゴルフ練習場へ行って、復習してみたいと思います。
今日のレッスン
● 水平にクラブを振り、本来のスウィング軌道(でんでん太鼓)を覚え、その後前傾姿勢へと移ってみる
● コックのリリースのタイミングを体感する(早すぎないように)
※ インターネットで、スウィングプレーンのキーワードで検索してみたら、いくつか良い解説が見つかりました。紹介しておきます。
1.ゴルフネットより ― スウィングプレーン
2.整形外科医 mura-Q による ― 身体の仕組みから見たゴルフスウィング分析
※
この記事(週刊ゴルフダイジェスト誌 10月2日号)によれば、手が背骨の回転とイッタイになって動くシンプルなスウィングをすれば、トップの位置は、それほどアップライトにはならない、のだそうです。 写真の選手はザック・ジョンソン 彼のフェアウェイキープ率は73.77%、ドライビングディスタンスは281.1Yだそうです。ちなみに指導者はマイク・ベンダー |
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※ ティーチング・プロが指導してくれた内容と、私の表現が異なったとしたら、それは私の理解力ならびに文字にする表現力が不足しているのであって、ティーチング・プロの指導力に問題がある訳ではありません。
<練習(編集)後記>
いつもと違う腰の動きをしたのでしょうか。少し腰が痛くなりました(^^;)。 皆さんも腰には気をつけてくださいね。
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