135.パッティング、道具と練習方法 ・・・ (2007/06/23)
そもそも2ボールパターが初心者にも向くなんて誰が言ったのだろうか。2つの白いボールを、ゴルフボールとならべるようにスタンスして打つと、残像が残っているので、真っ直ぐに打てる、とか聞いた記憶がある。本当だろうか。私には、どんなに2ボールを凝視してみても、残像が残る気がしないのですが。
私はテニスで習ったことがことが今でもイメージの中にあって、「原則として、テニスボールの飛んでいく方向は、ボールがラケットに当たった時のフェース(面)の向きで決まる」、というもの。これは、ビヨン・ボルグがやっても、ジョン・マッケンローがやっても同じ(例えが古くてスミマセン)、と教えられた。パットだって同じだと思う。
そんなことで、2ボールパターを使っても、2ボールなどは気にせず、フェースの向きを確かめやすい工夫をした。具体的にはパターの真上からパターヘッドを見下ろした際に見える部分にフェースの向きが分かるよう白い細いテープを貼ってみたりしていた。
グリップが皮巻きでテニスラケットっぽいのも好きな理由 |
それがである。3年半前にコースデビューの為に取り急ぎ買ったパター(確か値段は4〜5000円)で、その後お蔵入りしていたものを引っ張り出して使ってみたら、これがとても具合がいいのだ。(なんと私は2ボールパターを2本も持っているのにだ、、、)
上記のように、フェースの向きが方向を決めると信じている私にとって、ピン・タイプのパターは、そもそもフェースの向きが分かりやすい構造になっているのだから。目からうろこ、である。
次に、練習方法も変えてみた。(というか、こんな練習しかしようがなかった、というのが正直なところなのですが)
家内とお袋を連れて箱根に湯治行った際、自分だけゴルフに行く訳にもいかず、苦肉の策で、部屋でパットの練習をしたのだ。それ故に、パター練習機などは持っておらず、持参していたパターとゴルフボールだけで練習した。
ところがこの練習方法が以外と自分には合っていることがわかった。やり方はこうである。
部屋の端に写真左にあるような板が打ちうけられているところを探す。この手前にボールをセットし、これをターゲットにパットの練習をするのだ。これの便利なのが、
1.広い壁があるので、スクエアを意識しやすい
(左の写真は撮影用で、スクエアになっていませんがご容赦を)
2.板の弾力のお陰で、ターゲットであるボールに当たらなかった場合、ボールは跳ね返って戻ってくる。(オートリターン?)
3.パターとボールさえあればどこででも練習ができる
4.ターゲットがカップより小さなゴルフボールなので集中力がアップする
こうして練習していてわかったのが、私の場合、パターをやや吊り加減でホールドし、肩と腕で作る(野球の)ホームベース型を維持しながらスウィングする時、やや気持ち左肩を引き上げる意識でフォローをしっかり取ると直進性がすこぶる良かった。
とまあこんな感じなのですが、所詮は100を切ったばかりの初心者の言うことですので、効果の程はご自身でお試しになった上で、ということで。
<続報> 6月23日、友人とアジア取手へ行きました。事前の練習グリーンでも、ボールをターゲットにした練習(2ボールパターならぬ、2ボールパッティング)をしてからコースに向かいました。西コース、アウトコース、ともに1パットが5回、それも1m〜3mの長めのパットが良く決まりました。私にはこの「パター」とこの「練習方法」が合っているみたいですね。
<補足> ・・・ (2007/08/19)
スライスとフックは、インパクト時のクラブヘッドの起動に対してフェースが左を向いているか、右を向いているかによって決まります。スウィングの途中やトップでの向きはスライスとフックに関係はありません。
・・・・ つまりインパクトの瞬間のフェースの向きで、フック、スライスなどの「球筋」が決まるのです。
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