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123.手首の関節は柔らかく ・・・ (2007/03/04)

レッスン指導: 藤井 裕子プロ 

 

 

 


 

 本日のレッスンで私がアドバイスされたこと。それは、「手首の関節を柔らかく使う」こと。どうも初心者である私はグリップを握り締める傾向があるが、握り締めていると、いきおい手首も固まってしまい、ダフリなどのトラブルの原因を作っている。

 ティーティング・プロいわく、ゴルフクラブをアドレスした状態で、手首を柔らかくしながら左右に軽く振ってみるように、と。その感覚で通常のスウィングするように、とのこと。確かにグリップを軽く握っていないと、クラブの重さを生かしたスウィングが出来ない。

 

 ところが、初心者である私にとっては、軽く握れと言われても、これがあんがい難しい。軽く握ると、クラブがすっぽ抜けてしまうような気がしてしまうのだ。対応策として、少ない本数の指、中指、薬指だけはしっかり握り、それ以外はゆるく、という方法で握っている。

 さて、
しばらく「手首をやわらかく使う」を意識しながらスウィングしていたが、今度は、スウィング途中で手のひらがグリップから浮いてきていることを指摘されてしまった。スポーツはなんでもそうだろうが、私の年代ともなると、体で会得することに困難が伴い、まずは頭で理解し、それをキーに動作の修正に入るのだが、なかなか頭で考えたように動作を修正出来ないことが多い。まさに、自分の体が自分の思い通りには動かない、ということだ。

 

 

 この日は、春の嵐で天気は大荒れ。通常レッスンは3階で行うのだが、この日は3階打席は閉鎖。2階に移動してのレッスンだった。それでも正面から吹き込む雨に、時々練習を中断せざるをえなかった。

 


 今回のレッスンから家内も同伴してみている。かつては自分もそうだったのだろうが、初心者の彼女のスウィングを見ていると、飛ばしたい一心で、大きなテークバック(小さなフィニッシュ)になっている。むしろスウィングとしては、コンパクト気味のテークバックで、大きなフォロースルーになる方が方向も安定してしっかり飛ぶはず。


  「小娘たちに飛距離で負けないための授業」の著者、岩手大学の八木一正教授の解説でも、テーブルの上のコインを指で弾くことになぞらえて説明している。指を小さく畳んで、一気に伸ばす。これがコインを遠くへ飛ばすコツだと。ゴルフも同じで、大きくテークバックすれば遠くに飛ぶのではなく、むしろコンパクトなテークバックにし、一気に筋肉を開放してあげるほうが飛ぶ、といことのようだ。

 しばらくは、こんな形で練習を続けてみようと思う。

 

 

 

 ※ ティーチング・プロが指導してくれた内容と、私の表現が異なったとしたら、それは私の理解力ならびに文字にする表現力が不足しているのであって、ティーチング・プロの指導力に問題がある訳ではありません。


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