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121.どうしたら飛距離は伸びる?  (2007/02/18)

   同世代のベテランゴルファーは50歳を過ぎて飛距離が落ちたと嘆く人が多いようです。そこへ来ると、そもそもゴルフを始めたのが50歳過ぎ(実際は53歳から)の私は、少しづつではありますが飛距離が今でも伸びています。理由は簡単、なにせ初めてコースに出た際のドライバー飛距離が150ヤード、Par3のホールでもドライバーで打っていたのですから(笑)。この程度の飛距離だったら、誰でも伸びる余地が沢山ありますよね。お陰で飛距離が伸びないということで悩んだことはありません。

   ただ、最近になって飛距離の伸びが止まってきだしました。当たりの良い時で、ドライバーは大体200ヤードちょっと(ちなみに5番アイアンの飛距離は160ヤード程度)、という感じなのですが、まだ自分の体(身長170cm、体重75kg)を上手く利用しきれていないような気がしています。(一緒に周った方々が、皆さん"あなたの体格ならもっと飛ぶでしょう"とおっしゃいます、、、)

  そこで「飛距離アップ」に参考になりそうなものを調べてみました。

 

   岩手大学の八木一正教授の説



岩手大学の八木一正教授執筆による「小娘たちに飛距離で負けないための授業」、および週間ゴルフダイジェストの対談記事

 これによれば、「体→腕→ヘッドの順番にパワーを伝えるのが一番効率がいい」と。なぜなら、人間の力の約2/3は下半身から生まれていると言われるから。また、「トップで静止は人差し指だけでコインを弾くのと同じ」だそうで、コインを弾く際の親指の役割をするのが、下半身(骨盤)が切り返しを始める部分に相当すると。更に「ヘッドをターンさせるのが女子プロたちの飛びの秘密」だそうです。そこで女子プロたちのこの動きを取り入れる練習が(上記)写真の"筒ピューンドリル"となるわけです。

 

  上記、週刊「ゴルフダイジェスト」誌で、藤田健氏(藤田幸希プロの父)も言ってましたが"押して弾く"が重要と


ポーラ・クリーマーは極端だが、ビハインド・ザボールを説明するには極端なくらいが分かり易い。下半身はボールを遠くへ真っすぐに送りだしている。この為反対に頭は下へ下がっている。 

 よくレッスン書に書かれているのが、アマチュアはボールにヒットした後、力が抜けてしまうと。それがプロ、もしくは上級者となると、インパクト後も"押して弾く"、インパクトゾーンの長い打ち方になっている。確かに、飛ばし屋といわれるプロにはこうした打ち方をしている。

 映画「ありがとう」より

 だとすると、映画にあったこうしたトレーニングにも十分に意味があることなのだろう。



  江連 忠プロのレッスンから

DVDで紹介していた江連忠プロのレッスン・アドバイス

水の入ったペットボトルを押しながら体の芯を使ってテークバック

野球(ソフト)ボールのような重たいモノを使ってみて、
体の芯を使って打つ感じを覚える


 

  月刊「スーパーゴルフ」誌に紹介されていた、摩季れい子先生指導の「ボディーターンと右手を一体化」したトレーニング

こちら100円ショップで購入したストレッチ・チューブ

摩季れい子先生のメディカルゴルフレッスン



ボディーターンと右手を一体化させて動かし、筋肉も鍛えるためのトレーニングがこれ

 

 

  ゴルフ13さんも重要なポイントの1つと言っている「下半身の力」

自宅で使用中
自宅で使用中

 ジョーバに乗って最初に思ったことは、筋力の強化、特に内転筋が鍛えられるということをすごく感じました。ちょうど、内転筋がちょっと弱っているというか、そこがスイングにすごく必要な部分だと感じていた時でした。

また、下半身に加えて、コア(体幹部、身体のセンター)を鍛えることが重要になってきていると感じていて、スイングの際に、今までは下半身で止めていましたが、(下半身でスイングバランスを保っていましたが)コアの周りで止めるという感じでスイングを保つ重要性が年々自分なりに分かるようになりました。トーナメント4日間、それを1年間ツアーで戦ううちに、コアの筋肉が強くなれば、いいショット、そして安定した成績につながると分かってきましたので、コアを鍛えられるジョーバの運動がすごく役立っています。 家に居る時は必ず乗るようにして、尚かつスピードを速くして、自分なりにどうすれば、どこに効くのか感じながら、ジョーバに勉強させてもらいながら、楽しく乗ってます。

きっとジョーバは、ゴルフを続けていく上で、かなりのサポートになると思いますし、ゴルファーにとって、腰痛やスイング中の乱れ、疲労もとれるようになると思います。若い方ももちろんですが、高齢者の方の腰痛を補うためにもよいのではないでしょうか? 僕もしっかり使って、成績を上げますので、皆さんも是非トライしてみてください。
プロゴルファー 深堀圭一郎   



下半身とコアを鍛えることが大事。
下半身とコアを鍛えることが大事

 

 

  管理人 グリップ方法を変えるだけで飛距離が伸びた

    レッスン書などに「ゆるく握れ」とあるが、簡単なようで難しいのがコレ。私などもかれこれ合計1年もゴルフレッスンを受けてきたが、どの先生もグリップのことには触れなかった(そこそこ飛んでいたから?)。ようやくわかったのが、以下の自分なりの握り方。

 車の運転の場合 大切なことは必要以上に力を入れて握らないということです。疲れるだけで無く高速走行でふらつく原因にもなります。リムを握る指ですが、親指と人差し指を中心にしないでください。スジが肩までつながっていない小指と薬指、中指で握ればリラックスしたグリップが可能となります。ゴルフ、テニス、スキーのストックのグリップも同じ理論で成り立っていると思います。ついでに脇もあまり空けない(ヒジを上げない)ほうが、身体の構造からも見た目にもグッド!です。     原文はこちら

   実は私が実感し、更に実践してみて飛距離が、グリップ方法を変える前より格段に伸びたのがこれ(プラス、左足のヒールアップを実行)。グリップは左手も、右手も中指と薬指で。つまりグリップした時はこの4本で握るようになる。この4本はしっかり握っていても手の中でグリップが揺れるだけの遊びが作れる。この遊び(ゆとり)がヘッドの加速をじゃましないグリップだった。


  <参考>

  清元登子魂のレッスン icon」 清元登子 (著)  ゴルフダイジェスト社  1,575円 より

  ロングショットだけでなく、ショートゲームでも右手の中指と薬指の「微妙な感覚で、ボールを上げたり止めたりスライス回転をかけたりフック回転をかけたりできるわけでしょ。


   最後に。私の印象では、上記のようなことも大事なのですが、一番飛ばしに必要なのは、体の柔軟性なのではないかと思っています。ゴルフ飛距離を気にして、ストレッチをしたり、スクワットをしたりすることは、ゴルフを抜きに考えても健康維持に大事と思います。せいぜいゴルフの飛距離を動機付けに体力維持をしたいものです。(振り返ってみれば、そもそもゴルフを始めたきっかけが、健康維持でしたから)

 

追加: 2007/03/11


 ドライビングディスタンス4位の富田雅哉プロが教える、”真っすぐ遠くへ飛ばすドライバーショットテクニック”「スーパーゴルフ」2007年4月号より

 グリップは握る形より、握る強さの方が大事です。ゆるく握ること、その強さはスイング中にクラブが手から離れて飛ばない程度。指でいえば、左手の小指、薬指、中指の3本右手の中指、薬指の2本に少し力を入れる程度であとの指は力を入れない、といった感覚。

 

追加: 2007/07/01


 シニアツアー賞金王
 室田淳プロが教える
 50歳からのぶっ飛ばし
 ドライバーテクニック、より

 グリップは左手の小指、薬指、中指の3本でしっかり握れ、ということがセオリーのように言われます。しかし、この3本でしっかり握ると左手のリストが固くなり、リストをスムーズに動かすことが出来なくなります。

 そこでリストを柔らかく使うためには、右手は中指と薬指左手は人差し指と中指で握ることを意識することです。

 


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