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117.ゴルフレッスン再開 4回目・5回目(ウッドの練習) ・・・ (2007/01/05〜06)

レッスン指導: 田川 恵子プロ

 

 

 



  今回は、過去習ってきたことの補足、修正。私がボールを打っているところをプロが見ていて気がつくことがあった。テークバックの時、左ひざが出すぎ、右ひざまでがスエーを始めていたこと。私は初回に習った、歩くときのようにクラブと左ひざとが連動すれば良いのだと思っていたが、本来は左腰の動きにつれて左ひざが前に出るのだそうです。


  さて、いつものことだが、アイアンが打てるようになると、なんだかウッドが上手く打てなくなる。もしくは、その反対も起きてくる。そこで今回はウッドについて教えて欲しいとお願いをした。

  基本は同じなのだが、最下点が違うで振り方が変わってくるようだ。アイアンならボールより先に最下点が来る。それで上から打ち込む形になる。それがウッドの場合、ボールより手前に最下点が来る。これで払い打つようなイメージになるのだろう。
  で、実際のスウィングを見て貰った。どうも、長く後に引こうとすることから、トップの位置が毎回異なるようだ。異なるがゆえに、ヘッドが降り方がインからであったり、アウトからであったりと一定せず、それで方向にバラツキが出るようだ。直されたのは、コックの始まりのタイミングが早めになる点。ウッドの場合、コックはアイアンの場合より遅めと思っていたもので、これはちょっと意外だった。

  あと、ウッドの場合ヘッドのフェースと、左手の甲が同じ向きの状態でボールにヒットするようにとのこと。ウッドの場合、左側に壁を作る、という言い方を良く聞くが、こうした動作がこの左側の壁を作る要素になっているのだろう。



  スクールに参加しているといろいろなレベルの人が参加してくる。それがまた参考になる。かつては私もあんなスウィングをしていたのだなと振り返ることが出来る。一般に初心者は、なんとかボールを遠くへ飛ばそうと思い体全体を後方にスエーさせ(体の軸が決まりきらない)、更には大きなスウィングをする。それも腕だけで振り上げ、しかも下半身が安定していないから、飛ばないし、方向もばらつく。また、猫背であったり、

  このスクールでの練習にクラブを2本並行に、飛行方向に向けて並べる。その間にボールを置いて打つ練習をする。最初は小さく振る。ちょうどグリップした手が左ひざに来たところでテークバックは終わり。同様に前方にも同じ巾でクラブを振りボールをヒットする。なおこの際一番注意しなくてはいけないのは、クラブヘッドと両方の肩で作る三角形を崩さない、ということ。
  ちなみに最初の小さな巾のスウィングはアプローチのスウィングでもあるのだが、この程度の小さな巾が基本。そこがしっかり振れるようになったら、今度はテークバック途中でコックを入れ、グリップが肩の位置に来たあたり、シャフトが垂直に立つあたりまで振る。そして最後はフルスウィングでグリップが耳あたりまで上がり、シャフトは地面と水平状態になる。

  こうして狭いスウィングから初めて、徐々に大きくしていけばいいのだが、(私もそうだったが)初心者はいきなり大振りをし、ボールに当たらなかったり、当たっても飛ばなかったり、はたまた方向がばらばらになってしまう。ある程度の経験者でも、方向にばらつきが出たり、ダフリやトップが出た時には、初心に返ってこうした小さなスウィングからやり直してみると良いのだろう。

  こんな具合に習ったことを繰り返し、また繰り返している中で補正していく。毎回レッスンを重ねるごとに、自分でもフォームが良くなってきたような気がする。

 

  来週が旅行でスクールに参加出来ないので、その分を振り替えて貰い、2日連続でレッスンを受けてみました。本来は、レッスンを受けたら同じ週の間に自分で練習場に行って復習をしてみると良いのだろう。自分では理解しているようで私のように勘違いをしているケースもあるだろう。何が理解出来て、何が理解出来ていないかの確認になる。

  なお、レッスンを受けた直後にコースに出るのは良し悪しかも。どうもあまり頭で考えすぎるとコースでスウィングがばらばらになる恐れもあります。その意味でも、レッスン後に日を変えて自分一人で練習場で復習をしてみる。その上でコースへ出る、という順番が踏めると良いような気がする。

 

 ※ ティーチング・プロが指導してくれた内容と、私の表現が異なったとしたら、それは私の理解力ならびに文字にする表現力が不足しているのであって、ティーチング・プロの指導力に問題がある訳ではありません。


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