115.ゴルフレッスン再開 2回目 (2006/12/15)
レッスン指導: 田川 恵子プロ |
前回はスウィングが、手始動でスタートしていることを指摘された。これだと、トップ時のクラブフェースの方向を見てみると分かるのですが、上を向いてしまっています。これでボールを打ちに行くと、ボールにヒットする瞬間にフェースが戻りきれておらず、右に飛びだすミスを犯しやすい。確かに今月房州カントリー(千葉県館山)でプレーした時も、5Iで打ったボールが右へ飛び出し、斜面を転がってOBしてしまった。多分この時もスタートホールで体の筋肉がほぐれておらず、腕だけで振ってしまったのだろう。
ティーチング・プロの指導では、歩くようなリズムで左ひざが少し前に出るのと同時に両腕を、やや突き出す感じでスウィングをスタートすると良いですよ、とのこと。まあやっていることは同じなのだが、自分のイメージとしては、左肩をまわすイメージと理解してやってみている。(ヒザの動きを忘れてしまいそうですが、、、)確かに、こうして習ったことを実行すると(12/16栗橋国際CC)、ドライバーショットが右に飛び出すエラーは無くなった。感謝!
ならばどうしたらよいのか。ティーチング・プロのアドバイスは、"まずアイアンのフェースをターゲットに合わせる"。その際の注意としては、右手だけではなく、"両手でグリップした上で"フェースをターゲットに合わせること、だそうです。それに合わせてスタンスを決めるといいですよ、とのこと。
どうやら過去私がやっていた方法は逆だったようです。両足つま先の延長線上にターゲットが来るように構えていました。体がターゲットの方向に向いていると、実際のボールが飛んで行こうとしている方向はターゲットより右寄りになります。つまり自分が構えた方向に対し、シャフトの長さ分の巾が"鉄道の線路"にように並行線として描かれますから。
今回のレッスンでもう1つ指摘されたこと。それは体の真正面にクラブを突き出した時に出来る、手首の角度(腕とシャフトの角度)。短いクラブ、例えばウェッジなどを使っている時は、それなりに前傾姿勢が深くなるはずだが、どうも私の場合は手首の角度を伸ばして調整してしまっているようだ(本来、ウェッジなどでは、やや、前につんのめるような感じになるはず)。ここはやはり、まずはクラブを正面に真っすぐ突き出し、その手首の角度を保ったまま前傾していくと狂わないのだろう。
こんな具合に、私の場合、体が楽な方へ、楽な方へと、姿勢や動作を変えていく傾向がある。特に私の年齢になってくると体力の低下や肥満による体重の影響などから、その傾向が顕著だ。こうしてレッスンを受ける良さは、本来のゴルフの動作を体に覚えこませ、自分が打つ段になったら、さっと本来のスタンスに慣れるようにすることだろう。
思い出したが中部銀次郎氏の本の中で、壁に向かって立ち、ボールを打つ姿勢を作る。その際、背筋を伸ばして頭を壁に付け、それでフルスイングして手が壁にあたらないよう練習をしていたという。また、ゴルフ場に行くと、まずは5番アイアンから練習をしたという。それは5番アイアンで前傾姿勢の角度を確認したそうだ。それを基準に短いクラブ、長いクラブと、前傾姿勢の角度を調整したようだ。彼のような高いレベルでも、こうした確認をしているのだから、まして初心者は、、、である。
初心者が思い込み間違いをしていることなどは、こうしてきちんとしたレッスンでも受けない限り、そのままになってしまうだろう。時にはこうしてレッスンを受けることは、その後の上達にきっと寄与してくれることでしょう。
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ティーチング・プロが指導してくれた内容と、私の表現が異なったとしたら、それは私の理解力ならびに文字にする表現力が不足しているのであって、ティーチング・プロの指導力に問題がある訳ではありません。
捜してみたら、あります、あります。同種の指摘、解説ホームページが、その中から1つだけご紹介を、 どうやらこのページ、最近流行の乗馬式トレーニング機器の宣伝で、これはゴルファーにもいいですよ、ということの為のようです。それにしてもすごいですね。道具を開発すると、これが何に効くのかを"後から(?)"考えてくれたような感じですねぇ。また、人間、ダイエットでもそうですが、安直なやり方ほど人を魅了しますものね。 余談ですが、一時塗るだけで痩せるというクリスチャンディオールのスベルトとかいう化粧品が発売されて、それを家内が旅行の際、成田空港の免税店で買っていました。その時は、「そんな安直な方法で痩せようとする根性が間違っている。そういうヤツがするダイエットなんて長続きするはずがないだろう」と笑ってやりました。でも、良く考えると、自分に似たようなこと(楽なほうへ、楽な方へと)してますよね。笑 「人は低き・易きに流れる」のだそうですから。 |