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114.100切り2回目で会得したこと  (2006/12/09)


 この夏に「100切り」を達成した後、低迷が続いていた。それが知人に誘われたコンペ(おおむらさきゴルフコース)で再度100切りを達成してみて(
前回が偶然100が切れた状態だったので)ようやく今回で本当に分かった、という気がした。

 結論から先に言えば、「とにかく肩の力を抜いて!」だった。聞けばゴルフでインストラクターがラウンドの際に教えることの1番はこれだという。コースで冷静さを失うと、肩に力が入り、本来の力が出せなくなる。また、ほとんどの場合がリズムが早くなり、普通ならこんなミスはしない、というような凡ミスが出てくる。

 すべてのゴルフスイングに力は不要である。ニクラスは常にティーチングスタッフにこう言う。「アマチュアゴルファーのスイングから力を抜かせることが出来たら、君は一流のインストラクターになれるよ」と。

 この日のコンペは知人が会社の社長としてお付き合いしている中からゴルフ好きを集めて開催している親睦的なコンペだった。社長が60歳ということから知人、友人にも定年者が何人かいらして、いずれもゴルフのベテラン揃い。どう考えても、昨日、今日ゴルフを始めた私などが普段ご一緒出来る人たちではなかった。しかしこれが反対に自分を落ち着かせることに役立った。「自分のゴルフをすればいい」と。

 結果は1ホール目のティーショットを右に曲げOBしたものの47で。また、後半少し落ちてしまったものの52で踏みとどまり、かろうじて100を切った(トータル99)で終わることが出来た。本日のロストボールは2個(いずれもティーショット)。万歩計によれば、歩いた歩数が12000歩だった。

 


以下は、クラブ毎の得手、不得手。


準優勝のトロフィーと賞品

・ドライバー ・・・ 朝一ショットがOB。相変わらず右へ飛び出す。本来的な解決策ではないのだろうが、ならばとボールを1個分左、つまり左足の親指で指し示す位置において真っすぐに飛ぶようになった。

・フェアウェイウッド ・・・ 5Wは良く飛んだ(3Wは飛距離がたいして変わらないので持ってこなかった)。良く飛ばすコツはリラックスし、グリップを軽く握ること。握り締めすぎるとトップやダフリのミスが出る。あとこれはどのクラブでも共通だが、しっかりの目標を定め、ボールを見ていても、飛ばす方向がしっかりと頭の中にイメージ出来るよう、良く見て脳裏に焼き付けておく。

・アイアン ・・・ ゴルフスクールで習ったことが生きていない。グリップエンドがヘソを向いていない。習ったばかりで体が習慣としてなじんでいない。意識していないと体が楽なように、腕でテークバックを始めてしまい、当然のことながらグリップエンドはヘソを指し示していない。で、更に当然ボールはターゲットからブレて右へ行ったり左へ行ったり。

・パター ・・・ この日のパターは自慢するものではないが、私にしては上出来だった。一つにはグリーン近くに運んだボールをロングアイアンでころがすが、まあ得意なもので、苦手なロングパットをしなくて済んだこと。プラス、この日は割と思う方向に打てたのだ。(前半が17パット、後半が15パット)傾斜を読むにしても、本来打ちたいと思った方向に打てなければ意味はないのですから。

 アプローチのミスで記憶に残っているのが、グリーンに近づいたところにあるつま先上がりの急斜面にボールが行った。AWを短く持って振ったら、距離が短すぎ、眼下にあるグリーン手前のバンカーど真ん中にボールを放りこんでしまった。多分、長めのアイアンでロフトの立っているもの、もしくはこの日持参していた短尺のユーティリティの方が良かっただろう。

 また、グリーン周りのバンカーぎりぎり手前にボールが飛んだ際、2回もミスをして、ご丁寧に目の前のバンカーに打ち込んでしまった。これなどは、目の前のバンカーに視覚的に威圧され、本来のスウィングが出来ずチョロしてしまったのだろう。ゴルフは確率を求めるスポーツなのだから、もし自信がなければ一度後方へ退避すべきだったのだろう。


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