110.苦節三年?100切り達成 (2006/08/28)
別に私が100を切ったからといって、皆さんにとってどうということもないのですが、ゴルフ開始年齢が50歳過ぎてというめずらしい例で、しかも運動神経もあまり良い方でない人間が、100の壁(?)を切るのにどの位の時間が必要だったのかが、何かの話のネタにでもなればと思っています。
振り返ってみると私のゴルフ・ヒストリーはこんな感じ、
2002年9月(52歳) 成人病予防の為にとゴルフレッスンに参加し始める
2003年5月(53歳) 7ヶ月もひたすらゴルフ練習だけの私をみかねた(?)知人がコースデビューを用意してくれ「厚木国際カントリー倶楽部」へ
2005年2月(54歳) 「栗橋国際カントリー倶楽部」のトライアルメンバーになる(同、夏に会員となる)
2005年6月(55歳) 「ボナリ高原ゴルフクラブ」で前半ハーフで45を達成(後半60も叩いて結果100オーバーに)
2006年8月(56歳) 「隨縁カントリークラブ鬼怒川森林コース」で47+48=95(6インチプレース無し、OKパット無し)を達成
・・・ コースデビューから数えて3年3ヶ月
ちなみに、ゴルフスクールは集合練習なので、それほどの密度は期待出来ないとゴルフを初めて1年程でやめてしまいましたが、自主練習(ゴルフ練習場通い)は、2002年9月以来(つまり4年間)ほぼ週1回ペースで続けていました。(その割には100切りが遅い?)
さて、中部銀次郎氏の本によれば、まぐれにしても高スコアが出たのであれば、ポテンシャルとしてはそのスコアが出せるものを持っている、とあった。それからすれば、1年前にハーフ45を出した時点で既に100を切れるレベルに届きつつあったのかもしれませんね。
では何故、今この時期に100が切れたのか、その要素を考えてみました。いわく
・5番アイアンでは届かない170〜180ヤードをカバーすべく追加購入したゼクシオ 9番ウッドが貢献?
・100円ショップで買ったゴムチューブでの左腕筋力強化が効果を発揮?
お陰で、ドライバーショットがことのほか真っすぐ飛んでくれた(OB1つも無し)
・ゴルフショップの試打で撮影して貰った写真から、ドライバーショットの悪いクセを発見?
・新しく買ったグローブのフィット感が良かった?
とまあ、こんな貢献もあったのかもしれませんが、私自身は別な要素だと思っています。
実は「隨縁カントリークラブ鬼怒川森林コース」へは家内と一緒に行ったのですが、いつもなら家内と一緒の時はスコアはあきらめています。というのも、家内は初心者なものでいろいろ面倒をみてあげる必要があり、またカート運転がダメなもので、私が行ったり来たり。つまり自分のゴルフに集中できないので、条件としては、むしろ悪条件(?)といえるのが今回の100切りの状況でした。
8月28日(月)は平日にもかかわらず前後の組との間隔がやや短め。前が詰まっても、ただ、ただ、待つしかない状態でした。(リモコンでカートに移動、停止を指示できたのでとてもラクチンでしたが) いつもなら自分のせっかちな性格が災いし、前が詰まったりしたらイライラしたのでしょうが、、、。
中部銀次郎氏の著書にあった、「コースマネジメントが出来ればかなりの確度で100切りは達成出来るはず」を思い出し、このゆとりを使って毎コース、コース案内図を見ながらプレーし、レイアップ(きざみ)も素直にやってみました。
インターネットで調べてみると、ゴルフにおけるメンタル面強化の為のゴルフ読本もあるようですが、少なくとも私には下に紹介する中部銀次郎氏の本の方がメンタル面でより効果的だったと思っています。こんな具合に技術面でも、またメンタル面でも何かが寄与してくれたわけですが、それらがいずれも文庫本なもので、4冊買ってもたったの2,590円でした。(今まで投資したゴルフ用品代は何だったのか、、、、)
歴史に"もし○○であったなら歴史は変わっていたはず"は無いと言いますが、昨年ハーフ45を達成した頃に中部銀次郎氏の本を読んでいたら、"もしかしたら"もっと早く100が切れていたかも、、、と思ったりしています。
「中部銀次郎 もっと深く、もっと楽しく 」 アマチュアのためのゴルフ聖書 1991年5月25日発行
絶えず一定のリズムを保って歩くこと。
たとえミスを犯しても、走り出すなど論外なのである
「中部銀次郎ゴルフの神髄」 新編 もっと深く、もっと楽しく 2003年10月1日発行
・ゲーム設計次第でスコアが変わる
・ナイスショットの確率
・勝負は、心にある
「 中部銀次郎ゴルフの心」 技術でもなく、道具でもない 2004年2月1日発行
・ゴルフは起こったことに鋭敏に反応してはいけない。
・ゴルフには平均の法則が働いている
「中部銀次郎ゴルフの極意」 心のゲームを制する思考 2005年6月1日発行
・コース戦略を愉しむ
・平常心でプレーするということ
あとがき:
補足:(2006/09/03)
こちらもまた無料誌だが、内容は結構面白い。この号のコラム、「ゴルフ玉手箱」に全英オープンで2連覇を果たしたタイガー・ウッズが決勝ラウンドで一度もドライバーを使わなかったことを例に取り、レイアップ(Lay
up)の重要性を説いていた・・・ (管理人)
意図的に飛ばないクラブを使い、距離を抑えて、次のショットが打ちやすいポジションに打つことを、ゴルフでは「Lay
up」という言葉を使う。 アベレージゴルファーほど「レイ・アップ」をしようとしない。1センチでも1ミリでもグリーンに近づけることが、いいスコアを出すための絶対的なアドバンテージと考えているからだ。果たして本当にそうなのんか?考えてみる価値はあると思うのだが、・・! 振り返ってみれば、私もこの典型で、とにかく大きく飛ばす、次に中程度に飛ばす、そして小さく飛ばす、とばかりに飛ばすことが命題のようなゴルフをしていた。これが100を切った際には、一旦クリーク手前にそこそこの距離で落す。そこから一気にクリークを超えて遠くのフェアウェイへとボールを運ぶ、といったプレーをしてみた。 |