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練習による体の故障に注意

 前にも書いたように、ゴルフを始めたきっかけが、接待ゴルフだの、おつきあいだのといった理由ゴルフを始めたのではなく、健康上の理由からだった。50歳を過ぎてから始めるスポーツとしては、テニスでは遅すぎる(30歳代にやっていたが)、ゲートボールには早すぎる。ということでゴルフを選んだ。ゴルフは、ある年齢までに始めておけば、70歳、80歳を過ぎてもやれるスポーツだと思う。

 昨年(2002年)9月に健康保険組合が斡旋してくれるゴルフスクールに通いはじめた。それからほぼ1年間、週1回の連取を続けてきた。世の中には練習キライ、という人も少なくないのだが(だからこんな本も売れる?:坂田著 練習キライはこれを読め)、私は結構楽しんでやっていた。問題は体力にある。


 特に手にその症状が現れた。テニスの時も「へたマメ」などという言い方をしていたが、ラケットを持つ右手の親指、グリップがあたるところにマメが出来るのだ。これはゴルフにも通じることがだ、強く握りすぎることが原因。しかし、初心者に、ゆるく握れということを実践させるのは結構大変なことなのだということは、私自身もよく知っている。少しずつ緊張をほどいて、意識してゆるく握るせること。それと、思い切りゴルフボールをひっぱたくことが、イコール飛距離にはならないのだということを悟らせることだろう。

 まあ、マメは、ちょいと痛いが皮膚の問題なのでどうということはない。問題は、関節とか骨。私の場合、体の他の部分には問題なかったが手、具体的には指に問題が出てきた。簡単に言えば、指関節が変形してきたことだった。特に右手小指の関節がひどかった。

 後で分かったのだが、これはゴルフをやる人の宿命的なものでもあるようだ。最近読んだ江連氏の「ゴルフはかっこよっく、気持ちよく」にも、グリップの説明の章、インターロッキンググリップのところで出てきた。それによれば、
「インターロッキンググリップというのは、右手の小指への負担が大きい握り方でもあります。ボクもインターロッキングを試していた時期があるのですが、ボールをたくさん打つと、どうしても小指が痛くなってきます。実際、タイガーの右手小指を見ると曲がっているのが分かります。あれは間違いなく、インターロッキンググリップの影響でしょう」
とありました。

 私は、両手の小指、そしてなぜか人差し指にも痛みが出てきたので、練習が連続二日続かないよう配慮した。つまりは、体に負担が来たら休め!ということが一番だろう。しかし、なぜこんなにも熱心に練習するのか。1つは、練習そのものでも結構楽しんでやっていること。もう1つは、テニスなどのスポーツを始めた時もそうだったが、ある一定のレベルに達しないと、一緒に楽しめないからだ。友人、知人と一緒にラウンドして、足をひっぱらず楽しみたいからだ。

 それにしても、かのタイガーウッズも右手小指が曲がっていると聞くと、ちょっとした勲章かな、などと思ってしまう。私もゴルフ馬鹿になってきたなぁ〜。


追伸:
 ゴルフは背筋を上手く使うことが大事、と聞いていますが、練習をすると背筋が疲れてきます。私は日頃から木製の背筋ストレッチャーというのを使っています。腰や背中にあてるととても気持ちよく、寝つきもいいですね。(こうした器具は体に合う、合わないがありますので気をつけて使ってみてください)

  (背筋ストレッチャー、1600円)

 

追伸2:
 間節痛に効くというので買ってきたのがこの薬(サプリメント)値段は(200錠)5000円弱、と少々高いが、まずは私が試してみて、効果が感じられたので紹介します。ある世代になると、ゴルフをする、しない、にかかわらず、関節の軟骨がすり減り、ひどくなると「変形性関節症」になってくるようです。指や膝の関節の再生を補助するのがこの薬だそうです。並行して、筋肉が劣化しないような努力も必要かと思います。

フレックスパワー(ロート製薬)

 

[リンク] golf-square.com ゴルフスクエア 以下の2つのコラムがお薦め
   ゴルファー診察室
・・・・ゴルフによるスポーツ障害など
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・・・ゴルフトレーニング


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