109.中部銀次郎の世界 (日経ビジネス人文庫より) (2006/08/20)
私と同年輩の方で、20年、30年ゴルフをやってきた方にとって「中部銀次郎」を紹介したいなんていったら何をいまさらと言われてしまうかもしれませんね。近年ゴルフを始めた私にとっては、本を通じて最近になってその存在を知った中部銀次郎氏のゴルフにいたく感銘を受けています。
これらの本を読んで、自分なりの感想を書こうとも思ってみたのですが、ベテランゴルファーにあらためて私の言葉で伝える必要はないのでしょうから、せめてにもと目次抜粋のみを紹介させていただくことにしました。(50歳からの手習いゴルフ・管理人)
「中部銀次郎 もっと深く、もっと楽しく 」 アマチュアのためのゴルフ聖書 1991年5月25日発行
・プロになるということがどれだけ、すさまじい努力を 必要とするか ・ふだん、仕事の合間でもわたしは自分がボールに 向かって正しく立つ姿をイメージすることがある ・「これがゴルフか」と達観してかからないと、いつまで たっても自分のゴルフを向上させられないと思う ・絶えず一定のリズムを保って歩くこと。たとえミスを 犯しても、走り出すなど論外なのである ・ゴルフというのはひとつの概念でしかない。わたしが "やるゴルフ"なのである ・ゴルフというゲームは限りなく続くミスを、どれだけ 防いでいくかによって結果が出るものだと思っている |
・メダリストにはなれてもマッチプレーに弱い中部 ・方法はひとつしかないのだと結論した。「練習を重ね るしか道はないのだ、、、」 ・敗れた試合からしか教訓は得られないのだ−−と いう意味のことをいったのはボビージョーンズである ・にもかかわらず、どんなレベルであれ、"勝つ"という ことは難しいのだ ・だいたいいつも収支は相償っているものだ ・実際、正直のところ1年ぶりの試合に出て終始わたしは わくわくするような興奮にとらわれていたのだ ・うまいが勝てないというタイプの人は 他 |
限られた条件の中でどうしたらいいゴルフが出来るのか−−− が、アマチュア・ゴルファーの最大の関心事になるわけですが、その点で、わたしは自分が知るだけのそのコツを本書で説明しているつもりです。ゴルフは、ただボールを打っているだけでも楽しい遊びです。が、いいスコアがマークできればできるほど、ゴルフは難しくなってくる反面、楽しさも深くなってきます。
「中部銀次郎ゴルフの神髄」 新編 もっと深く、もっと楽しく 2003年10月1日発行
・ゲーム設計次第でスコアが変わる
・自分自身を知れ
・一歩退く勇気を持て
・バーディーはまぐれである
・意図を明確に決めること
・ヤーデージは自分で測れ
・技術は自分自身で学びとる
・同伴競技者に惑わされるな
・技ではなく、心の問題に帰着する
・アプローチの真髄
・人は人、自分は自分・クラブは人間が振るもの
・"正しいスイング"とは
・アプローチショット
・開き直り
・ナイスショットの確率
・勝負は、心にある
・ボールの位置とスイング
・オールドコースのたたずまい
・ゴルフの鉄則
・ゴルフは不思議なゲーム
・ピュアアマチュア 他
「技術を磨くことより心の内奥深く問い続けることが大切」「自分の力を、甘くなく辛くなく正確に把握する。そこからすべては始まる」−−。 伝説のアマチュアゴルファー中部銀次郎が遺した、珠玉のゴルフスピリット。ゴルフを心から楽しむためのバイブル。「銀ちゃんのこと」(青木功プロ)を新たに収録 |
「 中部銀次郎ゴルフの心」 技術でもなく、道具でもない 2004年2月1日発行
・敗因はすべて自分にあり、勝因はすべて他者にある
・自分の欠点への認識を固めるためにやる練習もある
・余計なことは「いわない、しない、考えない」
・スタンダードなクラブに自分を合わせる
・トーナメント・ゴルフの異常にして、非凡なる世界
・プレー中の心模様とゴルファーの資質
・結果ではなく「正解」を求めるパットを
・自然の中で自然にふるまうには流儀がいる
・知力アップもトレーニングの目標だ
・貫く棒の如きもの---自己管理術
・今の日本にアマチュアは一人もいない 他・次善を求めて最善をつくす
・再発見、再点検、再選択
・ミスの犯人捜しを誤るな
・理想像を求めて現実を直す・・グリップとスタンス
・最悪を覚悟して最善をつくす
・五感を働かせる前に感性を磨け
・心の不純物を示すバロメーター
・アバウトに考え、検証で精度をあげる
・心の平穏無事をめざすのがアマ・ゴルフ
・最善をつくして"神の手"を待つ
他
「ゴルフは起こったことに鋭敏に反応してはいけない。やわらかくやり過ごすことです」「敗因はすべて自分にあり、勝因はすべて他者にある」「ゴルフには平均の法則が働いている」−−。6度の日本アマチャンピオンに輝く中部銀次郎が究めた「ゴルフの核心」とは?湯原信光プロの解説を収録 |
「中部銀次郎ゴルフの極意」 心のゲームを制する思考 2005年6月1日発行
・"苦手"を克服するメンタル・タフネス
・ふたりのチャンピオン
・コース戦略を愉しむ
・日本のコース、世界のコース
・最良の教師は自分自身---練習の心得について
・平常心でプレーするということ
・ルール・エチケットの心
・時間泥棒になるな
・クラブの握り方について再考する
・ハイテク・クラブを考える
・パットはクリエイティブなゲームである
・バンカーショットのマニュアル
・ゴルフはミスのゲームである
・名コースの条件を考える
・ミスショットの原因を考える
・ナイスショットの条件を考える
・ボールを"見る"ということ
・グリーン上のピンを狙う
・中部銀次郎最後の「日本アマ」
「コートを着たまま練習することでスウィング軸を安定させる窮屈感を知る」「難コースも18人の美女に見立てて口説くように攻略すれば上手くいく」「大叩きは技術ではなく心の問題」−−。日本アマ6勝の球聖が、酒場でそっと語った上達の秘訣を一冊に収録。中部銀次郎「日本アマ」全成績付き |
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